灯台もと暗し・・町田産の桧で家づくり
東京都町田市の野津田の山をお持ちの方が、「是非自分が以前育てた木で自宅の改修をしてくれ」という話が進んでいるそうです。
「一本が4㍍20だから3本にきりわけ、さらにこの上に6㍍ぐらいあったから、20メートル以上にそだっていました。お施主さんに聞いたら、58年の樹齢、ちょうど自分の年齢と同じというのもちょっと興味深いね。」建設ユニオン住宅性能保証登録業者として活躍する上原工務店さんにおききしました。
「今週の月曜日、実は一人で運び出したんだよ。小型のユンボとジャッキを使って。ちょっと前に切り倒しておいて枝の葉が枯れるのをまって、4㍍ちょっとに切り分けて運び出したんだけど、重いよ。ちょとやそっとじゃ動かないからね。」
確かに重い。
というか、これ一人で運んだの?「もちろん」・・・・本当でしょうか。
「本当だよ。昔みたいに山から木を伐りだして高く売れるのだったら何人かけてでも、やるだろうけど、今じゃ無理。まして自分の家を自分の山の木で直すんだから、不要な費用はかけたくないしね。でも大変だったよ。運び出すの。」
皮をむいた左端の柱は、玄関先の庇の柱に使うんだそうです。
「水を吸っている間に皮を剥いでおかないと硬くて取れなくなるし、虫が卵を産んで、穴だらけになってしまうから、さっさと剥いたんだよ。一年ぐらい自然乾燥させて、磨けば結構良いものになるのではないかな。」「でも、不思議だよね、起ってるときは虫が湧かないのに、切り倒したらすぐ生み付けて、湧いちゃうんだから。自然は不思議だよ」
で、皮をむくのは、この下の写真の竹べら。これで・・・・・これまたびっくり。
※みえますか。竹。これで剥けるのか・・・・・
根っこに近いところの一本と、その次の二本。それぞれ、まっすぐに育っているから柱として充分使えそうです。
きこり、搬出、製材、乾燥、加工、施工・・・全部一人でやるのですか。
「一人でやるよ。面白いよね。」「まだまだ山に良いのが起ってるから、どんどん使えるんじゃないかな。」
町田産の桧で家づくりを、町田の大工が(一人で)やる。
凄いすね。
こんど見学会しましょう。!
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