2008年8月20日 (水)

荏油(えあぶら えごま)で還流門を塗装

 8月八王子祭りに於いて展示し、祭り当日にでるゴミの分別資源回収に頑張った建設ユニオン作製の「資源還流門」について書き忘れを突如思い出しましたので書きます。

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 資源還流門はご存じの通り、東京あきる野市を原産地とする木材、通称”多摩産材”を加工し作製しました。祭り当日は心配されていた雨は降りませんでしたが、作製途中「雨と埃や手垢に対する対策は?」ということで作製を担当するかねいち工務店社長こと金子さんに相談しました。

「番傘の防水用に使用され、古くは室町以前に防水用の塗装として使用されていた荏油(えあぶら)を使います。」

 上記写真がその荏油。
 調べてみますと、この油を採った植物は荏胡麻(えごま)。シソに似た葉をもつ品種で、食用または油を取るためにアジア地域で栽培されている植物のようです。縄文時代からすでに使用されていたようです。京都の離宮八幡宮の神官が搾油器を発明し、製油がはじまったとも言われ、「荏胡麻油」として油座の販売権を独占し当寺はおおいに栄えた層です。(何時の代も油なんですね。)そして、中世に菜種油が普及されるまでは灯火等に主に使用されていたのがこの荏胡麻です。

 最近では「αーリノレン酸をはじめ体脂肪の燃焼をたすけるなど健康によい成分が注目されましたが荏胡麻ではなく『しそ油』として市販」されているそうです。

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 たしかにシソの葉にそっくりです。ある意味通常私たちの生活する日本地域においても必要となる油なども栽培と精製方法、流通方法を確保できれば化石燃料のみに頼らなくても良い部分が多数あるようです。市場万能主義で『自然淘汰』され、却って環境を脅かす存在にまで『育て上げてしまった』ことについても再考すべきかと・・・・・

 資源還流門にはこんな面白い素材が使われていました。happy01

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2008年8月 4日 (月)

八王子まつり

3日間行われた八王子まつりもなんとか無事終了。
昨日は夜9時からの撤去作業を行いなんとか”資源還流門”も一休みです。

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猛暑と強い日射しでちょっと日焼け。いい色合いになりました。
撤収後、若干の手直しをおこない、次の出番を待ちたいと思います。

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ちゃんと分別してあるでしょ。結構八王子まつりの参加者、来場者の方は8年目ということもありリサイクルステーションの役割をよくご存じでした。ゴミ一つ落ちていないとは言い切れませんが、ここまで綺麗な祭りも珍しいと思います。

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リサイクルステーションの本部第一小学校では、八王子市職員組合さんが3日間休みなく、市内13カ所にもうけたリサイクルステーションの分別ゴミを回収車に仕分けして分別されていました。全て自前で行うところが凄いところです。それも組合活動として行っておられたことに敬意を表したいと思います。

そして八王子でも起きた殺傷事件により、お祭り期間中は、八王子警察、八王子祭り実行委員会、そしてゴミ分別回収に参加したボランティア全員が目を配り、再び悲しい事件が発生しないよう見守ったことも追記しておきたいと思います。

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2008年8月 3日 (日)

資源還流門遂に登場

 8月1日から3日までの3日間、八王子市の西放射線通りのだいこく山荘横に分別回収リサイクルステーションとして私たち建設ユニオンが作製した”資源還流門”を展示、設置しています。
 
 (いまからでも間に合う方は是非見にお出でください!夜9時00まで)

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設計者のatlie Taipeこと大平さん、施工者のかねいち工務店代表 金子さん、お疲れ様です。

地球環境保護、あんぜん安心な八王子まつり、そして多摩産材の活用。これらのスローガンはいずれも”人”の手が必要です。八王子市職委員長藤岡さんからの呼びかけ、「単にゴミを分別回収するだけでなくもっとメッセージを発信してゆこう!」職員組合の皆さん三日間頑張ってます。必要な住民サービスをさまざまな視点で、自分たちに出来ること、労働組合として出来ることを市行政と一体となって行う。一体になれるKEYワードが、地球環境保護であったり、様々な悲惨な事件から市民を守る目になる、これが両者を結びつけているんだと思います。
私たちは地元の建築職人の組合です。藤岡委員長の呼びかけにどう応えることが出来るのだろうか?協賛団体としての参加か?それともメッセージに応えるべきか?

当初は、地球環境保護→山林保全と多摩産材の活用を呼びかけよう。でしたが+αとして、地球環境保護→多摩産材の利活用→活用できる人の技術技能をアピールしよう。「地元の家は地元の木と職人で!」・・・これを取り込もう!

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 白い帽子の人達がボランティアの方々です。暑い中八王子祭り会場の13地区でのリサイクルステーションを3時間毎に分担しての取り組みはホント大変です。

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ボランティアの本部、八王子第一小学校のピロティです。各時間毎に参加者に説明と注意点を説明されている青木書記長です。かっこいいですね。

まだまだいける!いろんな事件があるけどまだまだお互いを信頼して出来ることがまだまだあることを実感できた八王子祭りでした。(まだやってますよ!)

 

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2008年7月31日 (木)

「資源還流門」に名前決定!

 いよいよ明日から三日間八王子まつりが開催されます。私たち建設ユニオンもリサイクルステーションへのボランティア参加、そしてなんと言っても今回は多摩産材でつくった「資源還流門」の作製と発表展示です。

 「ゴミも分別回収すれば資源に!」「地球に優しい八王子祭り」を合い言葉に、地球環境保護、CO2削減に向けて取り組みを進める八王子市職員組合と同事業本部の呼びかけに応えて、私たち地元の建築組合が、建築家集団として同テーマへの取り組みを考えた際に出た答えが今回の「門」です。

 昨日、作製途中の確認にお出でいただいた八王子市職藤岡委員長も、これは面白いと太鼓判をいただき、明日いよいよ登場です。こうご期待。

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 資源に還る・・・・だから蛙股。面白いでしょ。

 明日から、八王子放射線通りのだいこく山荘よこ11番の分別回収リサイクルステーションにでます。見に来てください。

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2008年7月27日 (日)

資源に環える門・・・八王子祭りゴミステーション

さて、下の写真は何でしょう!

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 なにがなんだかわからん・・・・・・・かもしれません。写真を拡大してみるとわかるかも。

 これは、8月1日から3日まで行われる八王子祭りの際に、八王子市職員組合さん、同事業本部さんが行っている「地球を大切に きれいで安心・八王子祭り 八王子祭りごみ分別リサイクルステーション」の一つに設置予定の、”資源環える門”の原寸図です。

 「ごみを分別すれば資源にかえる。八王子祭りをいろどる。というお話をいただいたとき、多摩産材を使うのはもはや当たり前ですが、もう一つ”資源に環える”をイメージしてお寺、それも中国からの技術輸入で作成された”カエルまた”に語呂合わせして、資源にかえる門を考えてみました。」

 かねいち工務店の金子さんとアトリエタイペの大平さんの共同作品として現在制作中です。(間に合うのか?)

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 門の梁部分を加工されています。ちょっと道具に注目してください。

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 梁に出てくる曲線の加工は、上の写真にあるような小さなカンナで削りだしてゆきます。

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 かんなですが、普通は真ん中に刃がついていますが、角を削り出すために片面に刃が出ているものです。

 「この話が出てから材の発注は行いますが、実は道具を創り出す方に時間がかかるんですよ。どれも手作りの道具です。」「八王子祭りで、門の下にビン・カン・プラ・燃えるゴミ、燃えないゴミを入れる箱をおきます。お祭りだとどうしてもひとまとめにぽい!が多いのですが、労働組合の仲間がボランティアで『割り箸はもえるごみ』『カンはこちら』と仕分け作業を説明し、祭りに参加したお客さん一人一人が分別を行う。そこに、祭りとしての門がある。ゴミをすてても、どこかで誰かが勝手に、もしくは自然に処分されるという誤解をとき、もう一度資源に返してゆく作業をみんなでやれば良いと思います。今回使用する多摩産材は結構柔らかくて使いやすいです。手を加えればこんな立派な門に変身するんだ!というところで技能を発揮できればと思います。」(金子・大平談)

 三人寄れば文殊の知恵

 八王子祭りゴミ分別ボランティアには昨年400人からの市民、労組、学生の参加があったそうです。私たち建設ユニオンも昨年につづき今年も参加しますが、”資源に環える門”作成で、『知恵』を出し合える面白い取り組みになりそうです。

 完成間近!こうご期待!

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