2008年9月 1日 (月)

耐震改修費補助はじまる!八王子

 9月1日防災の日にあわせ、精力的に調整が続けられてきた八王子市の耐震改修工事補助制度がスタートしました。昭和56年5月現在の建築基準法に還られる前に建築された木造住宅が対象で、工事費の1/2補助、上限50万円です。

 すでに、近隣の各市では取り組みが進んでいすが、これで八王子でも取り組みがはじまります。good
 平成15年度調査(土地統計調査および固定資産概要調書)から、八王子市内の住宅総数は227,154戸、そのうち昭和56年以前に建築された木造住宅は33,854棟、非木造22,538棟、そのうち木造が3,385棟、非木造が10,142棟が「耐震性を満たしていない住宅」とのことです。

 「今回の制度発足に当たっては、市内の業者さんに是非協力していただき、申請された住宅、さらには高齢者住宅や緊急輸送道路に面する住宅の改修を進めてゆきたいと思います」(まちなみ整備部さん)本日からは、市役所ロビーにて建築士事務所協会さんによる耐震相談会も開催されています。

 先日の新聞等の報道をみても「首都圏大地震の可能性87%」との発表があり、中越、東北方面での地震災害連続発生からも誰しも”そろそろまずいかな”と思っておられるのではないかと思います。

 私たち建設ユン多摩支部は、八王子市と防災協定を結び会員の安全確保に取り組みを開始しました。この度の市民向け制度も、共助・公助の減災として八王子耐震改修工事補助制度に積極的に協力してゆきたいと思います。

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2006年9月11日 (月)

診断だけで終わらずに改修をしよう。

 昨日建設ユニオン本部主催の「耐震診断プログラムの実践と東京都選定耐震改修工法と装置の事例に学ぶ」経営・技術講習会に参加してきました。
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 講習会では、まず、目黒区の耐震診断と改修助成制度の取り組みについて事務担当者と診断を行った工務店から報告がありました。

 「昨年まで年間13件程度だった診断が、診断補助と100万円の改修助成制度が開始されたのをうけて現在160件以上の申込がありました。」「ただし、診断は行うものの実際に改修を行った住宅は5軒程度。診断をすると震度6程度の地震に対して”倒壊のおそれがある”とでるのだけれど、実際にお金をかけて改修に踏み切るという点までには至っていない。むしろ補助があるから診断だけやってみようか。100万円を超える改修はちょっと無理かな、とあきらめる方が多いようです。」

 診断と改修への補助制度はそれ自身大変良いことだと思うのですが、何故結論として改修に踏み切れないのか?

 補助制度は昭和56年5月以前に建築されている住宅についてのみ対象とされている点にも問題があるのか・・・・・行政の担当者や実際に診断に携わっている方もジレンマを感じておられることかと思います。

 講習会としては次に、(財)日本建築防災協会作成の耐震診断プログラムの演習を行いました。

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 遠く、渋谷までノートパソコンを担いで行った方お疲れ様です。

 防災協会の耐震診断プログラムは、目黒区をはじめ各行政区で行う耐震診断補助を行う際に必要となる一般診断法を採用しています。

 「わからん!」「動かん!」「手でやった方が早いのでは」・・・・・・・ストレスですな。

 演習を進める中で、同プログラムが建物の劣化度と壁配置の補強を見極める意味では非常に役に立つけれど、偏心率というか建物の剛心に対する評価については別に確認しておく必要があることや、「試し印刷をすると途方もなく印刷をして大変」など、あれやこれや”使い勝手の問題”も発見できました。(パソコンを使うという段階で問題との声もチラホラリ・・・・)

 「これまで、耐震という点が行政や融資の際の銀行の建物評価にないというのはちょっと驚きですね。耐震改修のリフォームローンはあっても、新築時に評価対象とされていない(=逆に当たり前でかたづけられていたのかな?)というのはおかしいね。6月に東京で一番多く建売住宅を売っている会社が二階建てで耐震強度不足が700棟ありましたと言ってましたけど、こういうことかな。僕らはしっかり作るために計算をしたりするけど、評価点にならないからやらないで”安く売っちゃう”という人がでたのかもね。これじゃ信用がた落ち。こういう建売業者も困るね。」

 パソコンソフトに悪戦苦闘しましたが、これからはこういう診断結果を”紙”に書いてちゃんとお客さんに説明しないといけないな。

 午後の講習では東京都が選定した工法の二つ(開口部の木製フレームで補強する方法、耐震金具を使用した筋交い)について説明を受けました。

 9時から午後5時まで。・・・・う~ん 耐しん

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2006年8月31日 (木)

『大地震から家族の命を守る』展示会のお知らせ

 この度私たち建設ユニオン住宅性能保証登録業者の会の会員である井浦工務店さんより、今年で3回目となる『大地震から家族の命を守る』ツインメッセ静岡での住まいの展示会ツアーのお知らせが届きましたのでご紹介します。

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 ツインメッセ静岡展示会は上記チラシのように16日と17日行われますが、今回は井浦工務店さんが八王子からマイクロバスで見学ツアーとして参加されます。ツアーでは、山梨の葡萄狩りも行いますのでどうぞ、ご家族で参加してみてください。

 日時 18年9月16日 土曜日
 会費 大人一人1,000円(小学生低学年以下は無料)バス代と昼食代含む

 集合場所と日程
     午前 7:00 京王八王子駅前たましん前 集合
     午前 7:15 出発
     午前 9:00 山梨にてぶどう狩り
     午後 1:00 ツインメッセ静岡 展示会 
             ※館内で昼食(お弁当)です。
     午後 6:30 京王八王子駅たましん前 解散

 連絡先 井浦工務店 電話とFAX 042-644-1637
 締め切り 9月12日火曜日までにご連絡ください。

井浦工務店では建て替えや大改造・リフォームなど工事中の仮住居を八王子市大楽寺町に用意しました。お気軽にご相談ください。

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2006年7月 3日 (月)

耐震対策

 昨日2日池袋の防災会館で展示されている”安価で信頼できる木造住宅の「耐震改修工法・装置」事例の展示会”、そして午後から建設ユニオン経営技術研修会での耐震工法紹介学習会に参加してきました。

 東京都は昨年10月一般にたいして耐震改修工法を公募し、耐震改修工法28件、耐震装置3件が選出されました。今年3月にも都庁で第一回目の展示会がありました。
 今回は”好評”に応えて二回目の展示会でしたので、”今度こそ見よう”ということで建設ユニオン性能保証登録業者の会3人でいってまいりました。

 ※池袋防災会館での展示は、6月28日から7月17日まで。毎週火曜日休館日です。詳しくはこちらへ。http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/topics/h18/topi015.htm

 展示はパネルと模型の展示で、昨日は2人の業者さんが説明されていました。

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 大きくは、上記写真のように大がかりに隅の柱に沿って支柱を基礎、地中まで建ててワイヤーを対角線上に一階天井裏に走らせて水平面方向と垂直方向の抵抗力を高める工法や室内の耐力壁を新たに配置したり、柱と筋交い、土台の緊結部分を強化する、どちらかというと”装置”を付け加える方法の二つに大別されたように思います。

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 31種類あったので全部出さないと不公平!と言われそうですが、これから整理しますのでご容赦くださいな・・・・・・

 どれが良いのかな?

 一つとして同じ家は無いのだし、建てて以降のメンテナンスの具合も違う、当初の家族人数も変わってきている、まさにケースバイケースで絶対これがいいと言うものも無いでしょうが、幾つか提案できるように準備しておく必要はありますね。

 但し、いづれの耐震改修工法や装置をつけるにしても、まずは耐震診断を行い、そして改修計画を作成するところからはじめないと効果的な改修になりませんね。とりわけ、昭和56年6月以前の旧耐震基準で建築された住宅に対する診断や改修費工事補助を大なっている行政区では診断が無い場合には補助対象となりません。そして2月に成立した耐震改修促進法により定められた、所得税の減税や固定資産税の減税にはこの診断が不可欠です。(6月国土交通省は今度は住民税からの控除についても税制改正として要望したようです。)

 国は現在木造住宅が59%程度(鉄骨造り等を含む住宅全体では75%)に止まる耐震化率を、10年で90%まで引き上げる目標を出しています。建築士や工務店にとっては様々な改修工法のバリエーションを勉強する場になりますし、地域住民消費者にとっては、耐震改修の必要性について勉強する場になり、当面問題となる”防災意識の向上”には役立つものと思います。
 展示や耐震補強についてどんどん、いろんな場所で行って欲しいものです。
 
 私たちも、今度耐震診断方法と具体的な改修工法として勉強会なり展示会を計画したいと思います。

 池袋防災会館では、救急救命法の講習や防災グッズの販売を行っていました。
 お昼前だったので、試供品で展示されていた乾パンをいただきました。

 う~ん水が欲しい!

 皆さんも是非防災会館に行かれてはどうですか?

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2006年6月19日 (月)

制震工法 現場見学会

17日土曜日、宮博工務店さんが八王子市犬目町の現を構造見学会として公開されましたのでお伺いしました。(宮博工務店さんの詳細はホームページをご覧になってください。会社名でリンクしています。)

「このジーバ工法の筋交いを12面取り付けました。制震工法として地震の時の揺れを吸収するというものです。梁と筋交いを金物でそれぞれ繋ぎ止めるのは他と同じですが、梁側と筋交い側を止める金具の間に粘りけのある樹脂が入っていて、これがまるでドアクローザーのように”ゆっくりと力を吸収する”仕組みです。」
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「このお宅は、二世帯住宅です。一階は和室を中心に、二回は洋風仕様としています。建築に当たっては、私たち工務店と建築士、そしてお施主さんの三者で話し合い、制震工法や仕様等について決めてきました。私の会社では以前より外断熱、二重通気工法のソーラーサーキットを採用しています。この家もそうですが、無垢の木をつかって建築していますので通気を良くして柱等の構造材が腐らないようにしています。窓枠も樹脂を間に入れているので結露予防として効果があります。」

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 「制震の他に、二階の床を三重にして音対策をしています。構造用合板、強化石膏ボード、そしてフローリング材の三層です。ゴルフボールを落としてみますので音の違いを聞いてみてください」
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※手前が通常の二層、奥が使用した三層構造です。

 手前の二層だと、「ボコボコ」と大きく響いた音がしますが、三層だと「ポコ」と音も小さく、響かず、中間のボードが音と振動を吸収しているのがわかりました。
 二階の部屋の音は以外に気になります。戸建て住宅でも音対策は重要な点です。

 いろんな工夫が、さまざま行われていました。

「構造見学会はなかなかおいでになる方が少ないですね。どうしても完成品を見る方がイメージが湧くからなのでしょう。でも、どちらも見てほしいですけど。お見せできるのはホンの一瞬ですから。」

まったく同感です。でも、完成見学会も楽しみです。

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