2007年10月14日 (日)

あちらこちらで木工教室、住宅相談 3

 10月7日建設ユニオン多摩支部の仲間で取り組んだ木工教室、住宅相談は3カ所。今日14日日野市つばさ学園大空祭りを含め4カ所で取り組んだことになります。

 今回は相模原市大野台のシルバータウン大野台センターの前庭で行った住宅デーについて報告します。

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 大島建築士も相談受付と包丁まな板削りの申込受付で大忙しでした。シルバータウン大野台センターは歴史も古い老人福祉施設と地域包括支援センターとして活動し、地域の”拠り所”的な場所です。24時間のヘルパー派遣を相模原市内ではもっとも古くから行い福祉活動の拠点です。地域からの信頼も厚い施設ということもあり、当日行ったミニミニ福祉祭りには近所の皆さんこぞって集まっていただきました。

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 このテーブルというか踏み台は、丸い板と丸棒を近所のホームセンターで購入された方が、「椅子にならないからしら」ということで急遽みんなでつくったものです。足をつけただけでは不安定、じゃ切り回してみようということで、とりあえず大丈夫。

 作成していたとき「それにしても大工さん達いろんな道具がありますね。」という驚きの声がありました。押切盤、インパクトドライバー、丸鋸、手鋸・・・・・確かにいろいろ。

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 私たちの手前のテントでは、地域の福祉相談と掲示板づくりを行っておられました。
 板を適当な寸法に切り、その上にビーズ等を好みに合わせて接着しそれぞれの掲示板をつくっておられました。木工教室を行う際、つい私たちは「安全第一」「技術技能の紹介」をメインにするため、箱、プランターを図面に起こして、作業手順を示し、使う道具はノコギリと金槌、という”枠”に当てはめがちですが、思い思いにつくる掲示板はそれはそれで楽しそうでした。相原の木工ボンドでオブジェにする方法も、作成者の創意工夫が発揮できるのと一緒なんですね。

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ちょっと一休み。住宅相談は少なかったですが、包丁研ぎまな板削りは毎年増えてきていますね。昨年から「当日に限っては材料費以外は不要。ちょっとした修繕や網戸はりをやります」として取り組んでいますが、今年は、網戸の張り替えが多く、建具屋さんの金子さんは大忙しで、次から次のお宅に回ったのですが、「まだ来ないの?」という催促の電話もあったりでちょっと忙しすぎかな?

 住宅相談ではないのですが地域との関係を考える相談がありました。

 「大野台にある小さな森の間伐や枝打ちをしたときにでる木を何かに使えないだろうか?」という相談です。市民の散歩コースにもなっている”木漏れ日の路”は小さな森の中にあります。この森は市民NPOで管理されているようで、枝打ちや間伐で出てくる木の処分をどうするのか?各人の自宅から出る枯れ葉や枝は、家庭ゴミとして処分はできますが、果たしてこの場合は?ましてや処分ではなく活用となると、どうするか?
 
 相談された方は「間伐した木を住宅建材に使用してはどうか?」という提案だったのですが。
 樹種、大きさ、量、保存場所、製材所への搬出運搬、製品化・・・・・難しい。

 その場では結論は出ませんでしたが、出てくる大きさと量からすると”薪”にして、普及が進む薪ストーブへの燃料供給はどうでしょうかという提案をしました。確かに、ホームセンターでストーブ用の薪も売ってはいますが、本来的には地域ごとに再利用できる流れがあれば、少々の費用負担は各自で行うこともできるのではないか?というアイディアを出して終わってしまった。力不足だな。建築だけで考えても駄目だ。もっと横の繋がりで考えていかないとこういう問題は解決できそうにない。

 人と人のつながり、もう一度地域という枠の中で考え直さないと・・・・・

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2007年10月 8日 (月)

あちらこちらで木工教室、住宅相談 2

 10月7日はほんと大忙しの一日でした。今回は、町田市リサイクルセンターで開催されたゴミフェスタ2007への参加について。

 このゴミフェスタは今年で16回目を迎える結構息の長い行事のようです。今回は、建設ユニオン多摩支部、町田住宅センターが参加する”町田市住宅造園相談連絡会”が、例年駅前のカリオン広場やぽっぽ町田(広場)で行っていた街頭住宅相談会を場所を移しての参加ということになりました。

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 参加している団体はそれこそ地域の様々な団体で、中学校の吹奏楽部や市民団体、そして結構人気の自転車のリサイクル。MTBもリサイクルで結構手頃な値段で入手できるようです。で、私たちは、毎日家庭で使うまな板の”リサイクル”というか、”リニューアル”(カタカナで書けば良いというものではありませんが。)、つまりまな板削りを一生懸命行いました。

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”ねじりはちまき”とはこのことか!と言わんばかりに、結構汗がでるでる。
皆さん、ほんといろんなまな板を使用されていますね。それこそ、年期ものもあれば、毎日乾燥されているのでしょう、綺麗なものまでいろいろでした。でも、面白いのは使い古したまな板もカンナをかけるとちゃんと木くずが出てくる。そして新しい顔をのぞかせてくれます。

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 ゆうゆう倶楽部の会員でもある上原さんも、ご自宅から動力機械を持ち込んでまずはざっと表面を削り、手カンナで仕上げていきます。

 表面と側面を仕上げると、最初は一件黒くなってこれは染みていて駄目かな、と思うようなまな板でもつるつるのピカピカ。持ってお出でになった方も”あら~”です。

 朝10時から午前中だけで74枚を削ったそうですから、結構大変。でも気持ちよくこちらは汗をかき、お持ちになった方は気持ちよくまな板を使える。いい関係。

 木、ってホントに使いやすいですね。

 次回は、相模原市大野台ケアセンターで行ったイベント報告します。

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2007年10月 7日 (日)

あちらこちらで木工教室、住宅相談

 10月7日建設ユニオン多摩支部では、春に続き町田、相模原地域で”住宅デー”を開催しました。(地域の建設業者の仲間を地域市民に知っていただくためのイベントです。)私も事務局として駆け足ながら、三カ所走り回ってきました。

 まずは、町田市相原町で行われた”相原フェスタ”会場(建設ユニオン相原分会が取組)です。

 この会場は以前は町民運動会を町会として行っていたんですが、5~6年前から趣向を変え、地元で活動する様々な市民活動の『発表』会として毎年この時期に開催されています。結構運動会以上に参加者があるようです。

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 この会場はなんと言っても木工教室と丸太切りにちびっ子(?)が沢山集まります。今年は、椅子に挑戦している子供さんも多かったですね。

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切って、釘打って、組み立てただけではなく、今年は何やら書いていました。

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 いろいろ書いています。これは、木工ボンドを表面に自分の名前や絵を描いているんですが、これをバーナーであぶってやるとなんとこうなります。

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 杉の目が美しい。で、もう一つの作品。

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 ちょっとしたアートになってきました。
 木工ボンドは焼いてもイヤな臭いもしないし、凹凸が楽しめるのもこれまた良いですね。是非いろんな会場でも挑戦してゆきたいと思います。

 会場では、それこそ消防団や野球チーム、サッカーチーム、そして商店街の方や”昔遊びの会”の方いろんな取組がありました。

 地域コミュニィティというものですか。地域の輪の中で大工や建設職人、そして工務店も活動してゆかないと、商業ベースの”衣食住”ではおっかない今日この頃です。

 当日は概ね3000人ぐらいの方がきていたのではないかな~と思います。

 次回報告は町田ゴミフェスタ会場です。

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2007年6月20日 (水)

四十雀 いらっしゃい!

 昨年の10月町田市相原で取り組んだ住宅デーについて「なかなか好評、多摩産の木箱、巣箱」と題してお知らせしましたが、ようやく巣箱に四十雀ちゃんがやってきました。

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12ミリの窓からにょき・・・・・かわいいもんですね。

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おっと、お出かけか。

 この巣箱は、あきる野市の秋川木材協同組合から材をとりよせ、当日お出で戴いた方ご自身で18センチ×2メートル 厚さ12ミリの板にあらかじめ私たちが墨つけしておいた線に沿って、子供と親御さんでノコギリを使って切り、そして金槌と釘で止め付け、最後に簡易バーナーであぶって板目を出したものです。

 この写真を戴いた方は、相模原市の下九沢にお住まいの方ですが、こうやって写真を戴くと非常に嬉しいですね。

 草が生え、木がなり、鳥が来る、そして、鳥が食べた木の実がフンと一緒に地面に落ちる、そして草や花が咲く、木が茂り、森ができる。

 「この板は、あきる野の山から切り出した木を製材したもんなんだよ」と説明しながら、一緒につくって家の庭の木に付けてくれる。それだけでいい。

 これも地球温暖化ガスを吸着してくれる木々を育てるための理解と、取り組みになりますね。

 本当に、やって良かった。工務店のみんなもうれしい!四十雀いらっしゃい!  

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2007年6月11日 (月)

”地域のつながり”の必要性を再認識

 10日市民会館にて、第二回住宅問題を考える会(つどい)を無事開催することができました。午前中は稲光と豪雨で「こりゃ中止か?」と思わせるほどの悪天候。お出でいただいた皆さんありがとうございました。

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 この度の会合は建設ユニオンが主催、八王子市職員等事業本部、NPO日本エコクラブ、秋川木材協同組合が協賛です。さらには、今村都議会議員、森八王子市議会議員、井上八王子市議会議員、清水あきる野市議会議員のご出席をいただきました。

 講演、問題提起は、①住宅保証機構手塚さんより、能登半島沖地震災害における被害状況、耐震偽装事件以降の建築諸法規の改正について、そしてこの間住宅保証機構で取り扱った住宅瑕疵事故の実例を報告していただきました。②東京の木いえづくり協議会会員大平建築士より、多摩の山の木を使った住宅の事例と効用について、そして③中央労働金庫八王子支店見波支店長代理より、4月2日取扱の始まった「多摩産材活用住宅優遇利子制度について説明をいただきました。(ちょっと盛りだくさんすぎて時間が充分取れなかったかもしれません。ごめんなさいね。)

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 「雨漏り事故は屋根からよりも外壁が多い。省エネをめざして高気密高断熱仕様の住宅が増えてきていますが、防水紙等の施工、外壁に穴をうがつ配線工事、換気口の防水処置に問題があり雨水が浸入し木部が腐ってしまうケースが多いようです。また保証機構では外壁、サイディングの通気層工法が標準仕様になっていますが、その他の外壁(タイルや左官仕上げ)で通気が確保されていないために更に木部を痛めつけているケースがあります。」

 手塚さんより事故事例を写真等で報告いただいたのですが、外観は素晴らしい住宅でも壁内部はこんなことになってしまうとは・・・・・・・参加いただいた皆さんビックリです。
 これでは、木であろうが鉄であろうが腐食してしまう。

 最近の住宅事情から、軒先がほとんど取れない住宅が多くありますが、室内の居住空間を広く取りたいという要求を最優先するのもわかりますが、家の基本である柱等を痛めつける結果となっては住み続けることができなくなります。「今住めれば良い」ではなく、将来も「住み続けるために」を優先しないととんでもないことになってしまいます。

 3人の講師からの問題提起を受け、意見交換において「建築職の人は”こうならないために何をする”という考えで今日の話を聞いておられたかもしれないけど、住まい手にとっては『誰と、どう家をつくってゆくのか』をつくづく考えさせられました。今日の話は住民サイドがちゃんと聞いておくべき話です。私も昨年東京の木で家を造りましたが、木も年月を経ると良い色合いになりますが、住み方もどんどん変わりますから最初の使い方から変わるのが当たり前なんです。その時誰と相談して対応してゆくのか、それが重要なんだと思います。私はみなさんと巡り会えて良かった。」とのご意見いただきました。

 ちゃんとめぐり逢えるように”地域のつながりを再構築する”の必要性を再認識する上では良い”つどい”になったかと思います。

 最後私たち建設ユニオンが6月3日一斉に取り組んだ住宅相談会”住宅デー”の会場でご協力いただいた”花粉の少ない森づくり募金」を集約し、今村るか都議会議員に手渡し、藤岡八王子市職員等事業本部長のまとめで終了いたしました。

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2007年5月 1日 (火)

東京の木 調布の家完成間近

4月30日いよいよ完成間近の”東京の木でつくる調布の家”をオープンハウスとして披露されましたのでおじゃましてきました。

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いい顔二人組。左側の彼が今回の設計施工管理を担当したアトリエタイペこと大平善之(現在ゆうゆうクラブ多摩の設計運営委員)さん、右側の彼は請負された大工工務店こと品川建築工房代表品川太さんです。二人とも若い!顔もほころんでしまいますね。

今回の調布の家の特徴は、

1)オール100%多摩産材、つまり東京の木だけで木部分を構成したこと
2)ソーラー発電、オール電化
3)外断熱仕様、床下暖房システム
4)オール地元の職人で建築

私たち住宅性能保証登録業者の会こと”ゆうゆうクラブ多摩”がめざす「地元の家は地元の木と職人で!」を実現したことが一番の特徴であり、成果点かな。
では細部までご覧ください。

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この階段は、樹齢180年の檜を秋川木材協同組合所属の沖倉製材さんが製材し、一本の木でつくった階段です。一本の木からつくった階段ですが、手間を入れても市販品の階段と大差ない金額で加工したそうです。加工取り付けは品川君の力作!

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一階天井兼二階床を下から見上げたところ。下部の壁は霧島壁。天井、床は30ミリの杉板。ここまで厚いと音しないね。

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キッチンカウンター、いい色でしょう。で、このキッチンの後には作りつけの棚。基本的には木製家具はつくりつけですね。

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エコキュートから供給される湯で温風をつくり循環するシステム。この送風機はキッチンの床下収納の位置にありました。

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床板です。見学会の日はまるで夏日だったのですが、ひんやりと足の裏が気持ちよく、実は汗ばんでいた足も気持ちよくなりました。

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和室です。いいね。

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太鼓梁いいですね。

地元の木を使う、いいですね。

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2006年10月 9日 (月)

ヒバ・・・・香りが眠りを誘う

 3連休あちこちで仲間の皆さん頑張りました!!第二段!

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 こちらは町田市小田急町田駅前のカリヨン広場です。町田市産業振興課主催”住宅造園相談連絡会街頭相談会”会場です。地元の市民の方が住宅や庭木のことでお困りのときに町田市が住民の方に地元の建築組合と造園組合を紹介する事業のアピールとして年一回街頭での相談会をここ30年近く行ってます。

 『樹齢300年の青森ヒバの鉋屑。いい香りだよ、匂ってみてよ』と声をかけると商店街を歩いていた皆さん立ち止まり、クンクン。

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 シュ シュ ・・・・・鉋がけの音はいいですね。香りもいいけど音もいい。建設ユニオン住宅性能保証登録業者の会の仲間である萩原工務店さんの二代目も頑張ったんです。

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 見てるだけだとつまらない!というので、若奥様いっちょやったるで!とグイグイ。
 『手が痛い!!簡単にはうまくできないのね』・・・・そりゃそうでしょ。

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 まず一呼吸で半分まで引く。そしてもう一呼吸で最後まで

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『二歩でやるんだ。ちょこちょこ足を動かして歩いて鉋かけたんじゃ埒が明かないし、日が暮れちまうぞ!スーット同じ力を均等にかけないとがたがたになるぞ!』厳しいね。

 30年先輩大工さんから指導!!いつもはなかなか顔を合わせたり、仕事場もばらばらだから教えてもらうことも少ないので二代目さんも良い経験になったかな?

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 超仕上げの機械、替え刃の鉋、普通の鉋、いい鉋、触ってびっくり。どれも木肌が違います。機械は問題外ですね。手で丁寧に仕上げた木肌を触ったり、素足で歩いたら機械仕上げには不満が出てしまいますね。

 それにしてもかっこいい腕ですね。

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 お土産に事務局の私もヒバの鉋屑をいただきました。

 『この香りは新築の家の匂いね』と言った年配の奥さんがおられました。さすが御眼が高い、こういう木の香りの良さを家と結び付けられる方も少ないかと思います。

 また別の方は『この香りは、私の家に3年前までいた犬を思い出したわ。犬の寝床に近くの製材所さんから定期的に大鋸屑をもらっていたの。犬は木の匂いがいいのか、自分の匂いがついた寝床が一番気に入っていて。体についた木屑をブラシで落とすと不思議に汚れも一緒に落ちて重宝したわ。ちょっと汚れてきた木屑はポピーの苗床にすると保温効果があって芽が良く出るのよね。リサイクルよね。化粧品の匂いは化学的でだめね。花も犬も人も自然だから、木が一番ね』

 愛犬のこと想いだされてか、ちょっとしんみり。すいませんでした。

 匂い・・・・目で見た視覚以上に記憶、思い出を呼覚ますようです。

 家を想いだす香り、家族を想いだす香り・・・・・・

 『お土産もらったよ。いい匂いだろ』と自慢したら、『あんたはタバコくさいからちょうどいいね。』そりゃないだろ。

 私は枕に入れてみました。気のせいか、ビールのせいか、寝つきもよく翌日は気分すっきり・・・森林セラピーもどきかな?

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2006年10月 8日 (日)

なかなか好評!多摩産の木箱、巣箱

 3連休そっちのけ、地元の仲間がんばってます。

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 今作っているのは巣箱。もちろんこの杉板は秋川木材協同組合から仕入れた多摩産材です。(巣箱や手に触れる木は無農薬、無防腐剤が一番ですよ)

 この会場は町田市相原町で行われた”2006相原フェスタ”に参加した建設ユニオン多摩支部の相原分会の仲間です。

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 檜の丸太切は、会場のスタンプラリーに加えていただき大盛況!お父さんも頑張ってました。

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 竹馬も好評!・・・でも乗れない人多数。今時希少価値かもしれませんね。

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 昨日は暑かったです。ちょっと一服

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 これなんだか見覚えあるでしょ。昨年の一級技能検定の課題でもあった棒隅の振れ垂木の作品と小屋組みの展示です。見覚えあるといえば、トップの写真の彼は今年度技能検定に挑戦する彼です。(前回写真出てましたよね)

 『多摩産材を使う』・・・・ある意味、部材をどの産地のものを使うという”メニュー”のひとつかも知れません。

 『地元の家は、地元の木を使って地元の職人が作る』これが私たちのメッセージです。

 地元の木を維持、管理することにご理解をいただき、みんなで協力する。

 地元の気候風土で育った木だから地元で長持ちする家になれる。

 地元の職人だから地元の木を使いこなせる。(はずですね。)

 手放しには完成できないサイクルかもしれません。
 環境、森林保全の取り組みに参加、協力しながら、地元で歯を食いしばって頑張っている林業家、大工工務店を応援し、機械頼みだけでない技能を身につける大工さんを育てていけるといいですね。

 その為には・・・・・

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2006年10月 7日 (土)

悪質リフォーム

 昨日建設ユニオン本部において悪質リフォーム相談対策について会合がありましたので参加しました。「一昨年来よりリフォーム工事と称した悪質な詐欺行為が頻発し、昨年度は150億円もの被害が出ている。建設ユニオンとしては消費者センターと協力し事件の実体解明にむけ現地調査を通じた協力をすすめてきました・・・・」

 昨年一年間に消費者センターから調査相談依頼のあった工事はすでに数十件となっていました。実態の調査から、工事そのものの必要性に対しての説明不足、意図的な詐欺行為、さらにはクレジット会社と共謀したもの・・・様々です。

 「地震が来たら倒れるよ」「瓦がずれて雨漏りして家が腐っちゃうよ」など様々な手口で近づいているようです。また被害実態の報告の中で、共通しているのは当初住宅を建築した工務店や建設会社と住んでいる人が縁遠くなっていたことです。建売住宅の場合には、仲介をした不動産屋さんは知っていても実際のメンテナンスや相談を具体的に行える工務店や建設会社を知っておられない。これも一つの原因となり、「ちょっと見てあげましょうか」という甘い言葉につけ込まれてしまう。

 だます業者が悪いことは明白です。しかし、地域にやはり頼りになる工務店や建設業者の『存在』が不明確なことも状況を悪化させているのだと思います。

 地域というエリアのなかで工務店、大工、建築士の果たすべき役割を再度整理してゆく必要を強く感じました。

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2006年9月25日 (月)

大量生産は瑕疵のもと?

 24日午後多摩産材の見学会終了後、建設ユニオン本部会議室において住宅性能保証登録業者協議会総会と(財)住宅保証機構登録業者更新講習会に参加してきました。

 ※私たち建設ユニオン多摩支部住宅性能保証登録業者の会は、同協議会の支部組織です。

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 登録業者更新講習会は、(財)住宅保証機構の登録会員であれば5年に一度講習を受け、各年度毎の更新を行うためのものです。機構より、手塚業務部業務第一課長を招き3時間にわたる講習会となりました。

 とりわけ、4月より(1)瑕疵保証二年の免責期間撤廃に伴う二年目点検の廃止、(2)地盤保証制度の立ち上げ、そして昨年10月より実施となっている10平米以上のルーフバルコニーの取り扱いについて重点的に説明がありました。

 「姉歯元一級建築士による耐震構造偽造事件から、さまざまな建築法規が見直されようとしています。本年末からは契約書において瑕疵保証保険に加入しているのかいないのかを明記しなくてはいけなくなりました。来年には、今新聞報道でも触れられているように、新築住宅の建設にあたっては何らかの瑕疵保証保険への加入を義務づけ、保証の担保を作り出す方法が提起されると思います。」

 私たち登録業者の会は、名前の通り瑕疵保証を経済的な裏付けを持って行うために既に住宅保証機構の会員となり各戸10年間の瑕疵保証保険を適用を進めてきました。それ故、何を今更・・・・という感もありますが、実は心配なのは次の事実です。

 「昭和55年に保証機構が立ち上げられて以降、現在109万戸の登録住宅があります。平成12年の住宅品質確保促進法以降急激に10年保証登録住宅は増えてきています。と同時に雨漏りと駆体にかかわる事故も増えてきています。割合的には、雨漏りに関する事故が全体の60%、駆体にかかわる事故が40%。そして事故発生割合は、0.06%です。事故割合はこの間変わっていませんが、総登録数が増えているので事故現場は増えています。今回の法改正では、意図的な犯罪行為ともいえる偽造事件的な現場に対しては保険とは関係なく対応する方法が検討されているようです。しかし、なんでもかんでも保険が料金さえかければ適用できるという状況となった場合果たして事故を防ぐ手だてがあるのか否かが問題かと思います。具体的には、これまで、10年保証の設計施工基準がありますが、だれもがすぐ明日からこの施工基準をすることができるのか?という問題も発生するのではないでしょうか。」

 事故率・・・・・数字にして対象化してしまうと実情が伝わりませんが、雨が漏ったり、傾いたり、紛争処理に関わる人、誰もが顔を曇らせ、伏せてしまう事実がある以上、少なくとも事故を防ぐこと、=”イクオール”地域の住人の方が笑顔で過ごせる”家”を供給することを目的にした町場の工務店が頑張らないといけませんね。家づくりにおいては、自分も住んでいない町にコマーシャルだけで「安く」「早く」売ることだけを考えて商売にして良いはずがありません。

 大量に生産し、消費し、儲けを追い続けることこそが瑕疵、事故のもとなんだと改めて気づく一日でした。
 

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2006年7月14日 (金)

消費者センター講習会

 書き込みが遅くなりましたが、7月5日町田市消費者センター主催の市民講座「失敗しない我が家の住宅工事(第三回)~住宅の訪問トラブル対策~現地調査報告より」に報告団体の一人として参加してきました。

 「昨年大きく報道された埼玉県の認知症姉妹詐欺事件が一つの契機となり、町田市内にも数多く出没していた悪質な訪問詐欺事件への対応が必要となってきました。訪問販売に関する事件はここ数年増え、とりわけ携帯電話やパソコンを使った詐欺事件の件数が多くあります。また、金額的、件数的にも住宅に関するリフォーム詐欺が増えてきています。」
 町田市消費者センター相談員の方の挨拶からはじまり、首都圏建設産業ユニオンより、この間の消費者相談、とりわけて悪徳リフォーム詐欺事件解決に向けた調査を振り返っての報告を斉藤建築士が行いました。

 「悪徳リフォームという定義は何でしょうか?私たちが相談を受けお話しを聞き、現地を見させていただく中で整理すると、(1)本当に必要な工事であるのか(2)適切な内容の工事であること(3)適切な工事価格であること、の三点だと思います。突然来訪し、『床下が湿っている。このままだと腐ってしまう』『窓が多いから地震がきたら危ない』など脅かす手口や、『近所で工事をしているから安く・・・』『今決算だから安く・・・』と近づいたり様々な手口があるようです。また、特徴的には”騙された”という風に気がつくのが非常に時間がかかるという点です。相談された段階では”どうなんだろうか?”という方が多いように思います。」

 地域の消費者センターには今でもひっきりなしに相談があるそうです。
 私たちも地域の消費者センターからの相談を受ける場合があります。最近では新築住宅の瑕疵問題についても相談があります。よく相談を聞くと瑕疵でなかったりする場合もあります。

 どうも建築側と住む人の間にある溝が深くなってきてしまったのかもしれません。
 お互い良く知り合った上で相談をし、契約し、施工、引渡、アフターメンテナンスが当事者同士で行っていれば大抵の問題は解決できるはずですが・・・・・

 ”地元の家は地元の木で、地元の職人がつくるのが良い”

 改めて、地元で生きていくことの大切さを感じた講習会でした。

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2006年5月28日 (日)

自然との”調和”、住宅仕様はどんどん変わる

昨日建設ユニオン住宅性能保証登録業者の会の会員である大島建築士の紹介で相模原市西大沼の住宅見学会に参加してきました。

「これはオープンテラスで法規上は家の外。だから防水仕様となっています」・・・・何?屋根の一部を四角く切り窓というか、明かり取りというか、・・・うぅ~んなんと説明すればよいのだろうか。家の中のオブジェというか、なんというか。二階にある”部屋”です。廻りは跳ね上げ式の障子となり、天気の良い日は風も抜けてゆくでしょうが、夜は障子を通した間接照明源とも成るようです。
「もちろん夜や、雨の時には塞ぎますよ。だけど一部でてくる雨水はこの白い麻布に浸みこんで降りてきます。適度に洗濯すれば大丈夫。」
大島さんのブログには、着工時からの写真等が掲載されていますので是非参照してみてください。Kc270051   

 

柱、壁、床、天井はムクの木、積層木質パネルが多用され、面積に関係なく落ち着いた雰囲気を創り出しています。
木は人に”ゆとり”というか、安心感を与える材であることを再確認させていただきましたし、年代にあわせた作り、建築設計を計画すると、木=和風という思いこみを見事に吹き飛ばせることも再確認させていただきました。
風、雨、光、そして自然素材としての木材、それらの”自然”と調和することが目的化されているんだな~と納得。

やっぱり木はいいな。

金属やコンクリにある圧迫感がない。”家”ですから仕事や学校から帰ってきたときに、ホッとする。居住性という点は法規的にはなんら評価点をもらえない点ですが、やっぱり、材質にこだわり、最終的には居住性をいかに確保するのかが重要なのだと思いました。また、見学させていただいたのは昼間ですから、夜このオープンテラス(?)の灯りがどういった状況になるのか見てみたいものです。行燈みたいな感じなのかな?

今後もどんどんオープンハウス、現場見学に行ってみたいと思います。

※昨日発生したインドネシア・ジャワ島での大地震でお亡くなりになられた方、被災された方に対しお悔やみ申し上げます。

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