あちらこちらで木工教室、住宅相談 3
10月7日建設ユニオン多摩支部の仲間で取り組んだ木工教室、住宅相談は3カ所。今日14日日野市つばさ学園大空祭りを含め4カ所で取り組んだことになります。
今回は相模原市大野台のシルバータウン大野台センターの前庭で行った住宅デーについて報告します。
大島建築士も相談受付と包丁まな板削りの申込受付で大忙しでした。シルバータウン大野台センターは歴史も古い老人福祉施設と地域包括支援センターとして活動し、地域の”拠り所”的な場所です。24時間のヘルパー派遣を相模原市内ではもっとも古くから行い福祉活動の拠点です。地域からの信頼も厚い施設ということもあり、当日行ったミニミニ福祉祭りには近所の皆さんこぞって集まっていただきました。
このテーブルというか踏み台は、丸い板と丸棒を近所のホームセンターで購入された方が、「椅子にならないからしら」ということで急遽みんなでつくったものです。足をつけただけでは不安定、じゃ切り回してみようということで、とりあえず大丈夫。
作成していたとき「それにしても大工さん達いろんな道具がありますね。」という驚きの声がありました。押切盤、インパクトドライバー、丸鋸、手鋸・・・・・確かにいろいろ。
私たちの手前のテントでは、地域の福祉相談と掲示板づくりを行っておられました。
板を適当な寸法に切り、その上にビーズ等を好みに合わせて接着しそれぞれの掲示板をつくっておられました。木工教室を行う際、つい私たちは「安全第一」「技術技能の紹介」をメインにするため、箱、プランターを図面に起こして、作業手順を示し、使う道具はノコギリと金槌、という”枠”に当てはめがちですが、思い思いにつくる掲示板はそれはそれで楽しそうでした。相原の木工ボンドでオブジェにする方法も、作成者の創意工夫が発揮できるのと一緒なんですね。
ちょっと一休み。住宅相談は少なかったですが、包丁研ぎまな板削りは毎年増えてきていますね。昨年から「当日に限っては材料費以外は不要。ちょっとした修繕や網戸はりをやります」として取り組んでいますが、今年は、網戸の張り替えが多く、建具屋さんの金子さんは大忙しで、次から次のお宅に回ったのですが、「まだ来ないの?」という催促の電話もあったりでちょっと忙しすぎかな?
住宅相談ではないのですが地域との関係を考える相談がありました。
「大野台にある小さな森の間伐や枝打ちをしたときにでる木を何かに使えないだろうか?」という相談です。市民の散歩コースにもなっている”木漏れ日の路”は小さな森の中にあります。この森は市民NPOで管理されているようで、枝打ちや間伐で出てくる木の処分をどうするのか?各人の自宅から出る枯れ葉や枝は、家庭ゴミとして処分はできますが、果たしてこの場合は?ましてや処分ではなく活用となると、どうするか?
相談された方は「間伐した木を住宅建材に使用してはどうか?」という提案だったのですが。
樹種、大きさ、量、保存場所、製材所への搬出運搬、製品化・・・・・難しい。
その場では結論は出ませんでしたが、出てくる大きさと量からすると”薪”にして、普及が進む薪ストーブへの燃料供給はどうでしょうかという提案をしました。確かに、ホームセンターでストーブ用の薪も売ってはいますが、本来的には地域ごとに再利用できる流れがあれば、少々の費用負担は各自で行うこともできるのではないか?というアイディアを出して終わってしまった。力不足だな。建築だけで考えても駄目だ。もっと横の繋がりで考えていかないとこういう問題は解決できそうにない。
人と人のつながり、もう一度地域という枠の中で考え直さないと・・・・・
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